京都西陣 帯の卸問屋

株式会社 長谷川

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お知らせ

着付講師 原清華先生と巡る♪西陣織ツアー 工房見学会の御案内🌈

2022.10.06

 

大人気 着付講師 原清華先生による

「西陣織 工房見学ツアー」を開催いたします。

 

【イベント】11月11日 産地を読み解く勉強会〜西陣織工房見学編|着物と和のイベントはこにわ公式サイト (hakoniwa-japan.com)

 

 

リユース着物目利き講座で話題の着付け講師

原清華先生と西陣織の産地を巡る見学&勉強会。

 

カジュアルからフォーマルまで、

着物ファン信頼の巨大産地 西陣の歴史と最先端の製造現場でその技術を学ぶ会を開催します。

 

 

 

あらゆるニーズに応える織物の宝庫西陣

 

さて今回皆さまをお連れする先は、京都西陣

その起源は平安京の時代までさかのぼると言われ、

日本の数ある織物産地の中でも生産量の多さと歴史の深さゆえに、

作っている着物や帯のバリエーションが非常に豊かなワンアンドオンリーの産地です。

カジュアルからフォーマルまで幅広く、またお値段も驚くような

高級品から驚くようなお値打ち優良品まで、とにかく振れ幅が広い。
西陣織がフォーマルの袋帯のイメージだった方は

まずここで目からウロコ、となるでしょう。

 

 

アクセス良好な街中の産地

西陣エリアはアクセスの良さも魅力。
地下鉄やJRなどの最寄り駅はございませんが、

京都駅など主要の駅からバスやタクシーで容易にお越しいただくことが出来ます。

 

通りを歩けば、織元と呼ばれるメーカーはもちろん、

糸屋さん、染屋さん、整経屋さんといった看板が立ち並び、

西陣織を支える分業制が街の隅々まで浸透していることを感じていただけるでしょう。

 

怖くない産地見学会をお約束します

昔々に呉服屋さん主催の産地見学会などに参加したことがある方からは、

現地で購入を強く勧められて怖かったなど、少なからず心配されるお声を聞くこともございます。

昔はそういうこと結構ありましたよね…。

今回開催にあたって、訪問する企業様すべてに

このような販売会を主としたツアーではないことを理解していただいております。

 

純粋に、まずは西陣織の魅力を知っていただきたいというのが主催側および受け入れてくださる企業様の願いです。

ですので、皆さまの前には高級懐石ランチも音楽演奏も舞妓さんも出てきません(笑)

 

午前中は西陣の街を歩きながら、織の工房を見学します

お昼は、産地問屋さんの社屋の一室を借りて、

西陣OL達に愛される地元ローカルのお店にオーダーしたお弁当をカジュアルにいただきます。

午後はリユース着物目利き講座の原清華先生による西陣織の講座です

 

 

講座の後は時間を決めて自由に産地問屋さんの商品を見て、触らせていただきます。
商品を見るだけでなく、産地問屋のスタッフさんとお話するというのも良い経験となるかと思います。

もちろん欲しいと感じたものがあれば購入することができます

お値段は先ほど冒頭でお伝えしました通り、西陣織には超お高級なものもプチプラ優秀品も幅広くございます。
「何かいいものがあったら欲しいな」とほんのり期待して来ていただくのはもちろん、

絶対買わないぞ!と心を鬼にして来ていただいてもOKです(笑)

今までリユース着物目利き講座で、原先生のことを知っていただいている方々には無用の説明かもしれませんが、

どうぞ自由な気持ちで安心して参加してください

 

さいごに

西陣はバリエーション豊かな商品を生み出す巨大産地。

この多様性のなかに着物初心者が放り込まれる経験ほど勉強になることはないでしょう。

着物に詳しくなりたい、もっと身近に着物を感じたい、そんな方は是非このツアーにご参加ください。

 

 

 

 

募集概要

リユース着物目利き講座の原先生と産地を巡る見学&勉強会。
カジュアルからフォーマルまで、着物ファン信頼の巨大産地 西陣の歴史と最先端の製造現場でその技術を学びます。

 

イベント名

はこにわリユース着物目利き講座presents
産地を読み解く勉強会 西陣織工房見学編

 

開催日

2022年11月11日(金)
10:00〜16:00(うち1時間お昼休憩)

 

講師

原 清華先生(京都の着付け教室 きものシャン

 

参加費

お一人 8,000円(税込) 昼食代(お弁当)込

※苦手な食材やアレルギーについてはお申し込み時の備考欄にてお知らせください

 

お支払いについて

ゆうちょ事前振り込み

お申し込み後、メールにて振込先をご案内いたします。
1週間以内にお振込みをお願いします。
お振込みをもってお申込み完了となります。 振込先、入金期限を必ずご確認ください。

 

定員

8名 先着順

 

会場

集合場所 西陣織会館

京都市上京区堀川通今出川南入西側
アクセス

・市バス
最寄バス停「堀川今出川」下車 徒歩1~2分
京都駅より=9番 約30分 ・ 101番 約20分
四条河原町・四条烏丸より=12番 約20分
四条大宮より=201番 約15分
三条京阪より=12番・59番 約25分
京阪出町柳より=201番・203番 約15分

・タクシー
京都駅より約20分

・地下鉄
烏丸線「今出川」駅下車 徒歩約10分

解散場所 帯みのり

京都市上京区元誓願寺通智恵光院西入元中之町515

 

お持ち物

  • 筆記用具(鉛筆またはシャープペン ボールペンは不可)
  • スマホ、カメラ付き携帯電話、タブレットで写真撮影可能。

録音、動画撮影は禁止します

 

服装

お洋服でもお着物でもお気軽にご参加ください。
機織りの工場など汚れやすい場所に入ることもございますので、

お召しになるものには十分にご注意ください。

汚損の場合、主催者は一切責任を負いませんのであらかじめご了承ください。

 

 

お申し込み方法

10月10日(月)19:00より受付開始 先着順

※複数人でご参加の場合はお一人ずつお申し込みください。

※10月10日(月)19:00以前は上記のボタンは機能しませんのでご注意ください。

 

お申し込み締め切り

11月4日(金)23:59

お弁当の手配があるため、イベント1週間前までの締め切りとさせていただきます

 

注意事項

  • マスクを必ずご着用ください。
  • 体調にご不安がある方、当日の体温が37.5度以上の方のご参加はお控えください。
  • 社会情勢によりイベントは中止・延期になる可能性もございます。主催者からの案内を必ずご確認ください。
  • 記録のために写真や動画を撮影することがあります。集合写真も撮影しますので、顔出しNGの方は事前にお知らせください。当日の申告でも大丈夫です。
  • 着物業者様および着付け講師先生方におきましては、講座への参加をご遠慮いただいております。

キャンセルについて

  • ご入金後の返金は致しかねます。ご自身のスケジュールをご確認の上お申し込みください。
  • キャンセルは必ずご連絡ください。無断キャンセルはご遠慮願います。

主催

  • 帯みのり
  • 京都の着付け教室 きものシャン
  • 和と人を結ぶイベント はこにわ

お問い合わせ

全てのお問い合わせははこにわ事務局へお願いします。
お問い合わせフォーム

 

 

当日のスケジュール

2022年11月11日(金)10:00〜16:00

タイムテーブル

10:00 集合
10:00〜10:30 西陣織会館クイックツアー
10:30〜12:00 工房見学(西陣まいづる様・手機&織機/都様・すくい織)
12:00〜13:30 休憩(産地問屋社屋にてお弁当)
13:30〜14:30 産地問屋で学ぶ西陣史&西陣織のバリエーション講座
14:30〜16:00 触れて楽しむ西陣織タイム
16:00 終了(最寄り駅までタクシーの手配などご案内いたします)

 

3会場間は全て徒歩で移動します。

それぞれ5〜10分程度です。

 

お申し込み方法

10月10日(月)19:00〜 受付開始

専用のフォームからお願いします。

お申し込み後、メールにて振込先をご案内いたします。
1週間以内にお振込みをお願いします。
お振込みをもってお申込み完了となります。 振込先、入金期限を必ずご確認ください。

 

受講までの流れ

お申し込みフォーム送信

(メール1通目)自動返信メール

(メール2通目)お席確保のご連絡、ご入金先のご案内

ご入金

(メール3通目)入金確認連絡

受付完了

(メール4通目)事前資料送付
当日の見学がより楽しめるように、事前に資料や動画のリンクをお送りします。
各自お時間のある時に予習をお願いします

当日

メールが届かない場合は迷惑メールに振り分けられているか、

なんらかのエラーでメールが送れていない可能性があります。

お手数ですが再度お申し込みいただくか、はこにわ事務局までご連絡ください。

 

全てのお問い合わせははこにわ事務局様へお願いします。

お問い合わせフォーム

西陣紀行 -西陣の歴史- 西陣織の起源について

2022.09.01

(画像は帯みのりblogより)

 

 

 

みなさま、こんにちは。

 

9月1日、木曜日、「防災の日」です。

 

本日の京都は朝から大雨のお天気模様です☔️

 

災害はいつ起こるかわからないので、常に備える準備を

 

しておかなくてはなりませんね。

 

「備えあれば憂いなし」です✨✨✨

 

今日は西陣が最大の危機に陥った「応仁の乱」を含む

 

西陣織の起源についてお話ししたいと思います🌈

 

 

 

 

 

西陣織って、「西陣」だから、

 

応仁の乱の頃に西軍が西陣と名乗って、、、それが起源だと思いませんか?

 

ところがどっこい!!!

そんなどころじゃありません💦

 

まさかの古墳時代です😳😳😳🍖🦴

 

 

有名な日本の歴史で言うと、

 

大化の改新以前の古墳時代が起源です🥩🥩🥩

 

 

 

大陸からの渡来人、秦氏(はたし)の一族が

 

山城の国(京都・太秦)あたりに住居を構え、養蚕・絹織物の技術を伝えたといわれています。

 

 

そして794年、平安遷都が行われ、

 

朝廷の命により、高級織物の生産がはじまります。

 

 

朝廷は、織部司(おりべのつかさ)という織物業の役所をつくり、

 

絹織物の技術をうけつぐ工人(たくみ)によって、綾・錦など高級織物の生産をはじめました。

 

 

 

彼らは現在の京都市上京区に集まり、その地区は織部町(おりべちょう)と呼ばれましたが、

 

朝廷の力の衰えとともに、織物も一時衰退しかけます。

 

 

しかし、織物職人たちはそれぞれに織物業を営み、復活していきます✨✨✨

 

 

 

鎌倉時代に入ると、彼らの作る織物は当時職人たちが移り住んだ大舎人おおとねり町の名から

 

「大舎人の綾」と呼ばれ、珍重されました。

 

 

しかし、1467から1478年、約11年間もの間、応仁の乱が起こります。

 

あの有名な「応仁の乱」です。

 

 

 

細川勝元ほそかわかつもと率いる東軍と、山名宗全やまなそうぜん率いる西陣の戦い「応仁の乱」により

 

京都の街は荒廃し、織物業も大きな打撃を受けます。

 

やがて応仁の乱が終結すると、大阪の堺に逃れていた織手たちは京都へもどり、

 

織物業を再開します。その土地が戦乱時に西軍の本陣であったことから

 

「西陣織」という名前が生まれました⚡️⚡️⚡️

 

 

 

西陣では、大舎人座(おおとねりざ)という組合が組織され、

 

室町時代の後期には、京都の絹織物を代表する存在となっていきます。

 

 

 

 

 

(画像は泰正織物ギャラリーにて2021年撮影)

 

1590年、豊臣秀吉が天下統一した安土桃山時代、

 

中国の明の技術が伝わり、高級な西陣織の基礎が築かれます。

 

 

中国の明から伝わった技術をとりいれることで、

 

先に染めた糸をつかって色柄や模様を織り出す紋織(もんおり)という、

 

新しい織物を発案。高級な西陣織の基礎が築かれました。

 

 

やがて徳川家康が戦国時代に終止符を打ち、江戸時代が始まります。

 

西陣はいよいよ黄金時代をむかえます。

 

幕府の保護のもと、高級織物の産地としてさらに発展をとげる西陣。

 

その繁栄ぶりは、生糸問屋、織物問屋が立ちならび、

 

一日千両をこえる糸取引が行われていたことから「千両ヶ辻」という地名が生まれたほどです。

 

今でも、この「千両ヶ辻」があった大宮一条上がった地域一帯は太い道が少し残され、

 

数は減ったものの織物問屋が軒を連ね、当時の賑わいを残すお祭りなども開かれています。

 

 

しかし良い時代は永遠には続きません。

 

 

江戸時代の後半になると、たび重なる飢饉、奢侈(しゃし)禁止令、

 

(贅沢を禁止し、倹約を推奨する)の影響などから、西陣織は苦難の時代をむかえます。

 

 

1867年、徳川慶喜が大政奉還をし、幕末の大戦争が終結し

 

明治時代を迎えます。

 

東京遷都の影響もあって、西陣織は危機的な状況へ。

 

そこで京都府の保護育成がはかられ、西陣物産会社を設立します。

 

 

西陣織の職工をフランス留学させて、

 

ジャガード織(紋紙を使う紋織装置)の技術をとりいれて近代化を進めました✨✨✨

 

 

 

 

(画像は帯みのりblogより)

 

大正時代、洋式技術が定着、デザインも洗練されて、

 

西陣は最新で最大の絹織物産地へ大発展します。

 

フランス・リヨンやイタリア・ミラノをもしのぐ、

 

世界的な高級絹織物産地として知られるようになりました💫💫💫

 

 

そして昭和から平成、令和の現代。

 

現在では、帯地やきものに限らず、ネクタイや和装小物、

 

壁掛けや内装の壁紙やファブリックなどインテリア関連へも

 

用途は広がり、

 

国内外からも注目される存在となりました。

 

新たな可能性を追求する、西陣織の挑戦は今も続きます🌈🌈🌈

 

 

 

 

 

#京都 #西陣 #帯みのり

 

西陣紀行 vol.5 慧光寺 (えこうじ)

2022.06.13

 

 

西陣にある慧光寺(えこうじ)の前を偶然通りかかったら、

紫陽花がピークを迎えてました💠💠💠

めっちゃラッキー!!!💫💫💫

 

 

 

慧光寺は、

秋になると、ものすんごく大きな銀杏が黄色になる、西陣の穴場スポットです✨✨✨

 

 

 

 

お寺で飼っておられるニャンコがいるので、

猫好きとしては、かなりポイント高いお寺です🐈⚡️

 

今日はあまりに暑過ぎて、

日向ぼっこしてませんでしたが。。😂

 

慧光寺の起源は、

 

天文年間(1532年1555年)、

野本式部少輔輝久(13代足利義輝の家臣、

法名慧光)の正室伊佐(妙法尼)が三好長慶の家臣に暗殺された夫の菩提を弔うため邸を寺に改めました。

 

その後天正年間(1573年1593年)現在地に移転し、現在の本堂は享保15年(1730年)の焼失後再建されたものです。

 

武家のお寺(お屋敷跡)ですので、

「質実剛健」な、華美でない雰囲気が心地良く、

とても気に入っています。

 

大河ドラマ「麒麟がくる」で向井理さんが

足利義輝を演じておられましたね✨✨✨

 

滋賀の朽木村の雪のシーンは、

美し過ぎて脳裏に焼き付いています💠💠💠

 

 

 

紫陽花は、土の成分によって、白や緑、

ピンク、紫、青など、様々な色に分かれます。

 

私は一周回って、このオーソドックスな

紫色の紫陽花が大好きです💜

 

 

 

 

 

日本の寺院に、

紫陽花って本当によく似合います💠💠💠

 

この時期に

西陣にお越しになられる際は是非に💫💫💫

 

 

慧光寺(えこうじ)

〒602-8453

京都府京都市上京区笹屋町1丁目

 

 

 

 

#京都 #西陣 #帯みのり

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.5- タッセル作り編 ⑤

2022.05.16

 

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.5- タッセル作り編 ⑤

 

 

イベント最終フィナーレは、

いよいよ「Art Fiber Endoさんによるタッセル作り」です✨✨✨

 

 

 

 

 

Art Fiber Endoは、西陣で刺繍・織物部門として創設されました。

 

京都の造り酒屋と同水系の井戸から汲み上げる湧水は、

 

染め上げた糸に色彩の冴えを与え続け、本当に美しい糸を作り上げてらっしゃいます✨✨✨

 

 

 

帯みのりでは、昨今のタッセルブームを

 

是非皆様のキモノコーデに取り込んでほしいと、

 

タッセル作りのワークショップを企画させて頂きました。

 

Art Fiber Endoさんの伝統ある美しい糸で創るタッセルのまあ、なんて美しいこと!!!

 

着物を着ておられない方も、カバンやチャームなどに付けて頂けるようにも作れますし、

 

着物とバッグ両方に付けれるようにとお創りになられている方もおられました🌟🌟🌟

 

みなさま、それぞれ思い思いの理想に向かって、

 

とてもお上手に作られてました💫💫💫

 

 

 

 

Art Fiber Endoさんから、

 

 

3人の講師の方々にお越し頂き、タッセルの作り方について、ていねいに細やかに教えて頂きました✨✨✨

 

 

みなさまお上手な方ばかりで、初めて作ったとは思えないほどに

 

 

美しいタッセルを完成させておられました⚡️⚡️⚡️

 

 

 

 

 

Art Fiber Endoさんでは、

 

 

美しい手芸キットをネットで販売されてらっしゃいます。

 

 

ご興味のある方は是非🥰💓

 

 

京都で刺繍屋や手芸店をお探しなら Art Fiber Endo | 刺繍・織・編用素材専門店

 

 

 

帯みのりネットショップ初めてのリアルイベントは、

 

 

みなさまの楽しそうな笑顔で締めくくることができました🥺🙏🏻✨

 

 

当日、雨にも関わらずお越しくださったお客様方、

 

 

ご協力くださった皆様、

 

 

本当にありがとうございました!!!

 

 

今後とも、

 

帯みのりを何卒よろしくお願いいたします🌸

 

 

 

魚新さんや泰正さんの記事はコチラ↓

 

 

 -西陣紀行 vol.4- 西陣魚新編 ④

-西陣紀行 vol.4- 泰正織物後編 ③

-西陣紀行 vol.4- 泰正織物中編 ②

-西陣紀行 vol.4- 泰正織物前編 ①

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.4-有職京料理 西陣 魚新編 ④

2022.04.01

 

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.4- 有職京料理 西陣 魚新編 ④

 

 

いよいよイベントのお楽しみ「西陣魚新」(うおしん)です!!!

 

 

 

 

江戸後期の弘化年間(1844-1847)創業の西陣魚新さん。

 

 

ソース画像を表示

 

 

料理の流儀には、四条流、四条園部流、生間流、大草流、進士流などいろいろな流儀がありますが、

 

もとは一つで、そのいずれもが、四条山陰卿がルーツとなっています。

 

各流派の料理人は、明治維新(1867年徳川幕府の終了)まで皇室や幕府、皇族などに仕えました。

 

明治維新の後は、新しい時代に変わり、各料理人は職を辞し、町中に住まいを移しました。

 

そして、料理屋の主人に頼まれて、包丁の使い方や、儀式の切形(賓客をもてなすための包丁を使った儀式)、

 

調理技術、料理の盛り付けかたなどの秘伝を伝え、日本の貴族の食事に由来する独特の「有職(ゆうそく)料理」が伝えられました。

 

この「有職(ゆうそく)料理」を今でも受け継いでいるのが「西陣魚新」です。

 

 

 

帯みのりでは、以前から呉服の展示会などでも大変お世話になっております。

 

 

いたるところに四季折々の風情が感じられ、美術館に見学に来ているような気分になります。

 

 

 

ひとつひとつの調度品に歴史を感じさせられます。。。

 

 

 

 

とても美味しいお昼のお膳を頂き、目も心も胃袋も満たされたひとときでした。

 

 

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.4- 帯タッセル編 ⑤へ続く

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.3- 泰生織物後編 ③

2022.04.01

 

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.3- 泰生織物編 ③

 

久々に続きです🌸🌸🌸

 

 

「泰生織物」ショールーム館内の織り機や展示されてる帯など、

 

社長自ら丁寧にご説明頂いた後、

 

 

実際に西陣織の帯が出来上がるところまで、

 

図案から文意匠図などの工程を細やかにご説明下さりました。

 

 

 

 

 

拝見させて頂くもの全てが豪華絢爛で圧倒的な美しさ!!!

 

江戸時代より脈々と技術を継承し、

 

「質」にこだわる泰生織物さんのプライドがひしひしと感じられるギャラリーで

 

本当に目の保養になりました。

 

ご参加いただいた皆様も、本当に楽しそうに過ごしておられ、

 

帯みのりスタッフ一同とてもうれしかったです。

 

泰正織物の社長御夫妻、本当にありがとうございました。

 

 

「聴いて!見て!触れて!」

帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.4- 西陣魚新編 ④ へ続く

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.2- 泰生織物中編 ②

2021.12.02

「聴いて!見て!触れて!」

帯みのりHP 初イベント🌟

-西陣紀行 vol.2- 泰生織物編 ②

いよいよ泰生織物社長

酒井貞治社長のお話のスタートです✨✨✨

 

とても優しい温和な語り口の酒井社長☺️

泰生織物の緻密で美しい帯を実際に手に取って、

西陣織の魅力を丁寧にお話してくださりました🌸

 

帯みのりのお客様も

熱心に聞き入っておられました✨✨✨

 

 

 

奥に見える日本庭園も物凄く素敵✨✨✨

 

番頭さん?みたいな受付コーナー

おもしろい!

 

 

玄関では酒井社長御自ら

お草履を揃えてくださっておりました🙇🏻‍♂️🙇🏻‍♂️🙇🏻‍♂️

こちらの建物は、

昔は飲食のお店だったそう。

その頃からこのお庭はあったのかしら。。

 

キャフェ(cafe)やバー(bar)があったらしく、

その当時の雰囲気を壊さないように

玄関の石などはそのまま生かしたりして、

ギャラリーが造られたそうです🌟🌟🌟

 

 

日本庭園に美しい袋帯。

この風景…本当に落ち着きます🌸🌸🌸

IMG_5966

 

まだまだ続きます🌼🌼🌼

 

-西陣紀行 vol.2- 泰生織物編 ③へ

 

「聴いて!見て!触れて!」帯みのりHP 初イベント🌟 -西陣紀行 vol.1- 泰生織物前編 ①

2021.11.29

 

帯みのりHP初イベント

「聴いて!見て!触れて!」

無事終了致しました🌸🌸🌸

 

お忙しい中、

お集まり頂きまして、

本当にありがとうございました❀˚‧

 

イベント第一部は、

江戸時代より脈々と技術を継承する

西陣織の老舗「泰生織物」さんの新ギャラリーにてスタート☆

 

 

 

泰生織物 酒井社長の奥方様自ら

手織り機の体験をご指導下さりました❀˚‧

 

 

 

え!触っていいんですか???

 

貴重な体験に、

みなさま興味津々でした✨✨✨

 

 

ピアノのように、

手と足と両方を使って織っていくので、

足がつりそうになるとのこと😳

 

 

ひい~!

すんごい難しそう!!

 

 

 

 

とても良い色に艶の出たお道具たち。

 

 

 

一体どんな美しい柄を織ってきたのでしょう…

 

 

 

 

とても繊細なお道具たちの

なんとまあ美しいこと✨✨✨

 

 

照明に照らされて金色に光り輝く絹糸✨✨✨

 

 

 

ここに足を踏み入れたら、

一瞬でこんがらがりそう💦💦💦

 

 

 

電気じゃなくて、人の手で結ばれた

紐が幾重にも重なっています。

今で言うパソコンの中の回路のような。

 

電気で動くのではなく、

すべて人の手で織る手織機✨✨✨

 

 

 

ものすごくきめの細かい織り目✨✨✨

 

この手織り機を見ていると、

どうしても「鶴の恩返し」を思い出してしまいます。

 

 

 

 

「聴いて!見て!触れて!」-西陣紀行vol.2-

泰生織物② へ続きます🌼🌼🌼

 

 

 

 

 

#京都 #西陣 #西陣織 #帯みのり #袋帯

 

 

「職人さんの染技に感動」大光 ㈱ 工房見学 ー 西陣紀行 vol.1 ー

2021.11.12

 

西陣織の工房見学第1弾☆

なかなか普段は入れない西陣織のバックヤードに

ご案内いただきました。

 

 

 

 

 

さすが!!!

すんごい種類の糸たち!!!

 

西陣一の生産を誇る大光さんです!!!

見た事のない千切り

(機にかかる前の整形された経糸が〝ちきり〟というロールに巻かれたもの)がずらっと。

糸棚には多くの色糸が並んでいます🧵🧵🧵

 

 

 

そして原糸の説明を大光㈱今江社長直々に中国の養蚕の起源をお話いただきました。

伝説では、黄帝の妻

西陵氏が桑の木陰でハーブティーを楽しんでいたら

お茶の器に蚕の繭(まゆ)が落ちてきたとか。

(完全にぎゃー😱😱😱!!!ってなる場面ですね)

あわてて器から取り出そうとすると、

一本の糸がほどけはじめ糸が繰り出される事の発見からだそうです。

 

 

 

 

このお蚕さんの吐く糸繊維がおよそ3デニール、

これを7本束ねた太さが3×7=21デニールが多く帯では使われ、21中(なか)と表現します。

これを何本撚るかで用途に合わせた糸の太さを調整していきます。

 

 

 

スタッフ一同、

噺家さんのように面白おかしく身振り手振りで説明くださる今江社長にくぎ付けです😳😳😳!!!

 

 

 

 

 

早速糸染めの現場へ。猛暑にもかかわらず適度な湿気が必要な糸染め工場は熱気ムンムン😵‍💫😵‍💫😵‍💫

染粉が飛散するので扇風機もかぎられた場所に設置されています。

ここで一日中仕事・・・を想像すると、

頭がクラクラします😵😵😵

とてつもない忍耐力に脱帽です。

 

 

 

 

その後、染工程を丁寧に細かく説明いただきました。

染める前の絹糸はニカワ質のセリシンというタンパク質に覆われていて光沢はなくゴワゴワした状態。

まずはこれら不純物を石鹸や酵素などの溶液で炊いて取り除き

フィブロインという核の繊維状にする精錬という作業が行われます。

精錬された絹糸にはしなやかさと絹糸特有の光沢が生まれます。

精錬で出た練り汁(石鹸と酵素、セリシン=タンパク質)はアルカリ性なので「なまぐさーい」匂いがします。

 

 

 

 

いきなり染めると糸が染料をいきなり吸い染ムラが出るのを防ぐため、この練り汁は軟水で薄め、染色機で糸スガになじませでアルカリ性の状態から、95度の液温で少しずつ染めていくそうです。

 

 

 

 

 

 

色の三原色を基本として染色機に酢酸と染料を少しずつ加えながら、

色を浸透さす力のある酸性にしながら、おもいの色に近づけていきます。

 

 

今回は手染めではなく機械染めですが染料の配合は

「データ染」ではなく「勘染め」といって

職人さんの長年の熟練と勘に頼る染色法でした。

 

 

 

迷いなく柄杓で一色ずつ染料をすくい混ぜていく様は中華料理の厨房さながら!

 

まさに〝染技〟ですね✨✨✨✨✨

 

 

 

 

濡れた状態から乾いた糸の発色を見極めるには相当の経験が必要です。

染め上げられた糸スガは竹の棒で素早く水分をねじり絞ります。

 

 

 

そうすれば、なんとまあ光沢の美しい色糸が染め上げられました。

この手際の良さはまさにラーメン屋で見る職人の麺の湯切りさながら!!!

(さっきから例えがイマイチかな⁇)

 

 

確かな職人の技を目の前で見せて頂き感動です😭😭😭!!!

 

 

なんてうつくしい。。。(ため息。。。)

 

 

 

このような過酷な環境で職人さんたちの汗と努力でもって成り立つ西陣の分業体制と

職人技の粋を集めて織られる1本の帯の重みをあらためて感じたひと時でした。

 

 

 

神々しい艶やかな色合い。。。✨✨✨

 

この神々しい美しさは、あの灼熱のジャングルのような暑さの中でこそ生み出される色なのですね。

 

 

 

 

この日の貴重な体験から、

帯みのりのホームページから、少しでも商品に込められた

西陣織の職人さん達の想いを届けられたらと改めて思いました。

 

大光株式会社の皆様、

お忙しい中、貴重なお話や体験をさせて頂きまして、

本当にありがとうございました🙏🏻🙏🏻🙏🏻

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