京都西陣 帯の卸問屋

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産地を読み解く勉強会「第1回 西陣織工房見学会」無事終了致しました🌈 vol.2「西陣まいづる 工房見学」

2022.11.24

 

みなさま、こんにちは。

本日も帯みのりのblogをご覧下さり

誠にありがとうございます。

 

本日は、

原先生の西陣織工房見学&勉強会vol.2

「西陣まいづる編」です!

 

 

 

 

 

西陣織会館から、

テクテク徒歩で西陣の街並みを歩きながら

移動すること10分程度。

 

 

 

 

西陣織の老舗「西陣まいづる」に到着。

 

まいづる社長が着物でお出迎えして下さりました♪

 

 

 

 

まず、手織り機の見学です。

 

社長自ら紋紙(重そう!)を持ちながら

手機織のご説明をして下さりました。

 

 

両手両足を使って、

少しずつ少しずつ織っておられます。

 

綜絖 (そうこう)

ヘルドともいいます。

織機で経糸を上下に開きわけ、

織物の組織や模様に合わせて

緯糸が通る杼口をつくる装置です。

 

または経糸を引き上げ、

緯糸を通すあきをつくる作業をいいます。

針金綜絖や糸綜絖などがあり、織物の組織によって使う種類や数が変わります。

機能的には経糸を引き上げるものが「綜」で、引きあげた経糸を前方で再び引き下げるものが「絖」です。

 

 

 

 

紋織のように手の込んだものは、

経糸の上げ下げも複雑です。

 

 

 

1本の帯に6000本の経糸が必要なら、

同じ数の綜絖が必要になります。

 

 

 

 

工房の隣には、煙突が。

銭湯?と思いきや、

まいづるさんの使用される糸を染めておられる染色工房なんだとか。

 

 

 

 

力織機の職人さん。

こんなに若い職人さんもおられるのですね。

本当に素晴らしいです!

真剣な、とっても良い表情。

 

 

 

 

 

ベテランさんのお仕事ぶりは

本当に所作のすべてがうつくしい。

 

 

次は本社へ移動します!

 

まいづるさんの美し過ぎる帯がディスプレイされた

物凄く綺麗なホールのような美しい空間で

社長自ら、貴重なお話を

聞かせて下さりました。

感謝!!

 

 

西陣まいづるさんの貴重な資料や

まいづるさんといえば、

安土桃山時代より愛され続ける「紹巴織(しょうはおり)」や

螺鈿、琴糸織など、たくさんの美しい帯も見せて頂き大満足。

 

 

 

 

紅白の梅。

物凄く豪華で迫力が違います。

 

 

 

物凄く繊細で美しい。。。

 

 

猫好きににはたまらない

可愛いにゃんずたち。

 

 

 

まいづるさんの新工場が出来上がるいきさつなども

本当に興味深く聞かせて頂きました。

 

西陣の未来を担う若社長ならではの

独特の発想をお持ちの社長!

これからも応援しています!!!

 

 

貴重な体験を

本当にありがとうございました。

 

 

西陣まいづるHP

https://www.nishijin-maizuru.net/

 

京都西陣 帯みのり

 

西陣紀行 -西陣の風情-「紋屋図子 三上家路地」に残る築130年の長屋の風景 vol.1

2022.11.02

 

 

みなさま、こんにちは。

本日はとっても良いお天気の西陣です。

 

西陣では、観光の方もチラホラ見られ、

半袖に短パン、サンダル姿の外国人の方々も。真夏!

 

寒くもなく、暑くもなく、

過ごしやすい気候って

最高に幸せですね☺️

 

さてさて、

ここ西陣は京都の中でも

有数の趣のある路地の多い土地です。

今回は、西陣でも圧倒的に風情のある「紋屋図子 三上家路地」をご紹介させて頂きます。

 

 

西陣の紋屋図子は五辻通と上立売通の間、

智恵光院通から大宮通へ東西に抜ける約150mほどの横路です。

 

京都では小さな生活道路を

「図子(ずし)」や「路地(ろーじ)」

と使い分けています。

 

もともとは正方形が基本であった

平安京の条坊制度は、

やがて商業の発達と共に形を変えていきます。

 

少しでも多くの店舗を表面に配するために、

コ型に区画されて路地が生まれていきました。

 

明確な基準はないものの、袋小路が路地、

通り抜けているのを図子と呼ぶらしいですが、

時代と共に町は姿を変えていきます。

 

この紋屋図子は当初「聖天の図子」とよばれ、

昔は大宮通に抜けない袋小路でした。

 

しかしそれを御寮織物司(紋屋)井関七右衛門が

私財を投げ打って、突き当たりの家々を買い取り、

路地を大宮通まで貫通させました。

 

その功をたたえて、

彼の称号から「紋屋図子」と改称したといいます。

 

 

江戸期の職人長屋を今に残す「三上家」の路地。

 

今は陶芸家や写真家らが住む人気物件で、

観光客も絶えません。

 

江戸中期の宝暦年間には

有職織物師の御寮織物司六家のうちの

五家までが紋屋町に棲んでいたそうです。

 

御寮織物司というのは室町後期より

宮中に収める有職織物を取り仕切った織元のこと。

 

御寮織物司は「紋屋」(もんや)と呼ばれました。

三上家は紋屋町に現存する

ただ1軒の紋屋だそうです✨✨✨

 

 

(model : Yumiko.H)

 

帯みのりでは、

モデル撮影などで

ロケ地として何度か使わせて頂きました🌟🌟🌟

 

江戸時代の機織り機や

子供たちの声が聞こえてきそうなほど、

当時の雰囲気がそのまま残った三上家路地、

必見です💫💫💫

 

私は時代劇の必殺仕事人が大好きなんで、
仕事人が中にいてるような気がするほど、、、

鳥肌ものでした^^

 

京マチ子さんがふらっと後ろから現れそうな

そんなリアル江戸時代の紋屋町。

 

ぜひ一度訪れてみて下さい🌈

 

 

vol.2へ続きます。

 

西陣紀行 cafe marble🕊 カフェ マーブル☕️智恵光院店

2022.10.27

(画像は2022年6月帯みのり撮影 )

 

みなさま、こんにちは🌈

いつも帯みのりのblogをご覧下さりまして

誠にありがとうございます🙏🏻

 

今日は西陣のオシャレcafe

「cafe marble カフェ マーブル 智恵光院店」のご紹介をさせて頂きます☺️

 

カフェ マーブルがあるのは、

西陣エリアだけあって

織物や着物に関連するものを商う会社がにぎわう京都市上京区です。

 

4階建ての昭和モダンなビルの1階、2階で、

壁面いっぱいに大きな窓があります✨

 

窓の外は、

休日となれば家族連れでにぎわう大きな橘公園🌲🌲🌲

 

窓辺で座っていると、

子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます🕊

 

2階が利用できるのは、現在は土曜日🐈

 

不定期で平日にもあけていることがあるそうです。

 

1階は、コンクリート打ち放しで、

オープンキッチンに面したカウンター席とテーブル席があります✨

 

ウッドフロアの2階は、1階よりも広々とした空間で、

テーブル同士のあいだも

ゆったりとスペースがとられています。

 

デザイナーズカフェというだけあって、

壁のちょっとした手描きのイラストから、メニュー、

置物に至るまで全てに統一感があり、

眺めているだけでとっても楽しくなります。

 

そして、なんと😳

cafeの前には駐車スペースが4台分あります🚙

京都市内のカフェではかなりレアです✨✨✨

お子様連れのママさんや

少し遠方からお越しの方にはかなり助かります。

 

 

 

 

(画像は2022年6月帯みのり撮影 )

 

 

お昼のランチは、人気のキッシュプレート、リゾット、
サンドイッチなど、メニューは多彩です✨

フードメニューに

スイーツを追加すると100円引き、

プラス200円で

ドリンク(コーヒー、紅茶、ジュース)

付きになります🍰🥤☕️🍹🫖

 

キッシュは、

自家製のサクサクの濃厚なパイがとっても美味しく、

中のキッシュ部分も色んな野菜が入っていて

味の変化がとても楽しい一品です🥧💕

 

(画像は2022年6月帯みのり撮影 )

 

以前、私が頂いたのは、

サンドウィッチのセットです。

 

ふわふわのやわらかい食パンの中に

クリームチーズとパストラミビーフ、

くるみ、グリーンリーフが挟んでありました。

 

サンドウィッチにくるみ???

って一瞬思ったのですが、

クリームチーズとくるみが合わさると、

濃厚なスイーツのような味わいになって、

めちゃくちゃ美味しかったです😂💕

 

あの感動以来、

我が家にはクリームチーズとくるみを切らさないように備蓄しております。

プチメックやエズブルーの

とびっきりの美味しいパンを買って来ては、

挟んで食べるのにハマっています。

 

個人的には、プチメックのチャバタに、

クリームチーズとくるみを挟むのがかなりのオススメです。

ハムは生ハムでも物凄く美味しかったです。

(えっと、、、料理blog?)

 

(画像は2022年6月帯みのり撮影 )

 

食後にピスタチオのタルトを頂きました💕

 

これまたサクサクのタルト生地に、

濃厚なピスタチオのフィリングが

ものすごく美味しくて、

一緒に添えられたバニラアイスとピスタチオクリームと一緒に食べると

本当に美味しかったです😂💕

 

最近、チョコやアイスなど

ピスタチオブームですが、当たり外れも多くて💦

しかしながら、

こちらのスイーツは納得の美味しさで

大満足の一品でした👍👍👍

 

(画像は2022年6月帯みのり撮影 model Yumiko.H  )

 

 

2階は、デザイナーズカフェだけあって、

こだわりのインテリアがいっぱい⚡️⚡️⚡️

 

インテリア好きといたしましては、

大興奮を押し殺すことができず、

シャッターが止まりません✨✨✨✨✨

 

 

(画像は2022年6月帯みのり撮影   model Yumiko.H )

 

 

一つ一つの小物から、

壁にサラッと書いてあるイラストまで、

とてつもなくセンスが溢れています✨✨✨

 

 

まさに、アートギャラリーカフェ!!!

 

 

 

 

 

 

(画像は2022年6月帯みのり撮影   )

 

 

明るい窓の隣に設けられた

キッズスペースは

インスタ映え間違いなしの超絶オシャレ空間🕊🕊🕊

 

モロッコのプフも普通の生地じゃございません。

ホワイトの毛糸です!最先端!!!

無造作に置かれた積み木もオシャレだけじゃなく、

知育としてもハイレベル!

少し前までは、子供用テントが物凄く流行ってましたが

ここ最近はこういったホワイトのティピーが主流ですよね。

 

 

親子で、友達で、ひとりで、

どんなシーンでも楽しめる

西陣のおしゃれカフェです⭐️⭐️⭐️

 

 

 

カフェマーブル智恵光院店

https://www.cafe-marble.com/shop/chiekoin/

 

#京都 #西陣 #帯みのり

 

 

 

 

帯みのり

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くろ谷マルシェ無事終了!ご来場下さった方々に感謝😭🙏🏻🙏🏻🙏🏻

2022.10.24

 

みなさま、こんにちは🌟

10/21.22.23の金土日と3日間、

黒谷光明寺で行われたくろ谷マルシェ🛍

 

足を運んでくださったお客様方に

心より感謝申し上げます🙇🏻‍♂️

 

 

 

幸運なことに、3日間とも

華やかな秋らしいお天気に恵まれ、

2日目は時代祭で交通規制されたものの、

228名様もご来場頂いたようです。

 

鹿児島や東京など、

遠方からお越しくださった方々もおられたそうで

本当にありがとうございました😭🙏🏻

 

 

 

帯みのりは、連日

大変御好評いただきまして、

帯や帯留が、いろんなお客様のお手元へ

旅立ってゆきました💫💫💫

 

また、ぜひみなさまの着姿をインスタやブログ、

Twitter、youtubeやTikTokなど、

何でもかまいません。

お使いのSNSで「#帯みのり」で

投稿して下さりますと

とってもうれしいです😂😂😂

 

 

物凄く暑い中、着物で歩き回って

下さった優し過ぎるE様、

(お写真掲載の許可ありがとうございます☺️)

 

とっても粋な着物姿で

遊びに来て下さったK様と私のアイドルN様、

 

(お写真掲載の許可ありがとうございます☺️)

 

ゆったりと、

自分達のペースで

お着物を楽しんでおられる素敵なご夫婦、

 

奇跡的にわたくしと

同姓同名の奥様がおられる旦那様、

 

新撰組の聖地巡礼をされておられる、

私の同志のような女性、(西本願寺の太鼓櫓と、

嶋原の角屋と、

仙洞御所と澤井醤油と松林寺は是非😂)

 

思わずスタジオアリスみたいになってしもた

着物美人女子の皆様方、

 

 

(お写真掲載の許可ありがとうございます☺️)

 

時代祭の後の平安神宮での演者様の舞台裏を
とても面白く教えてくださったマダム、

おもしろ話が尽きない西陣織の職人様方、

 

とてもたのしい時間を
本当にありがとうございました。

そして、

たいへんお世話になりました
京ごふく宮下様、ご出店の皆様方、

本当にお疲れさまでした。

 

また、近いうちに

たのしい皆様にお会いできることを

心より楽しみにしております。

 

 

 

京都 西陣 帯みのり🌈

 

 

 

鎌倉殿ファン必見✨✨✨くろたに光明寺🌊熊谷直実ゆかりの鎧かけ松🌳

2022.10.20

 

 

この度、帯みのり2回目の参加となる

くろたにマルシェは、京都市左京区

岡崎黒谷町にある

金戒光明寺の清和殿にて行われます🌼

 

黒谷さんと呼ばれ、
法然上人や鎌倉武士

熊谷直実(くまがい なおざね)

ゆかりの寺として知られています。

 

くろたにマルシェの行われる清和殿の隣に

松の木があるんですが、

その木が「鎌倉殿」に関係のある木なのだそう😳

 

残念ながら、

鎌倉殿の本編にそのシーンは出てこなかったですが

源義経が大活躍した一の谷の戦場で、

平敦盛と戦った

熊谷直実ゆかりの木なんだとか。

びっくりです😳😳😳

 

大きく枝を広げた松の木は、

熊谷直実が出家の際、
黒谷の法然上人を訪ねて、

鎧を近くの極楽橋の池の水で洗い、
松の木に掛けたという伝説に因んで「鎧掛けの松」と呼ばれています。

 

武士の世の中に無常を感じ、

法然上人に熊谷直実は尋ねます。

 

「私は人を殺し過ぎました。

こんな私でも助かる道はあるのでしょうか?」

法然は答えます。

念仏を称える身になれば、罪の軽重にかかわらず、どんな人でも往生できるのです。
それ以外に道はありません

 

その言葉を聞いた熊谷直実は

さめざめと泣いたそうです。

 

この木は

鎌倉時代から数えて現在で3代目なんですって😳

 

 

(熊谷直実が出家前に鎧を洗ったと云われている極楽橋のある池)

 

あまりにも有名な話なので知ってる方も多いかもしれませんが、

源頼朝配下の鎌倉武士 熊谷直実は、

源平合戦 一の谷の戦場で、

うつくしい平敦盛(たいらの あつもり)と対峙します。

 

熊谷直実は、嫡男の面影を平敦盛に重ね合わせ、

将来ある16歳の若武者を討つのを惜しんでためらいました。

助けようと決心しますが、

背後には梶原景時など、

源氏の軍勢が迫り、やむなくその首を斬りました。

 

 

直実は、敦盛の形見を沖に浮かぶ平家の船に届けたいと、
遺骸、衣装や笛に、子細を記した書状を添えて父経盛の許に送ると、
経盛からも息子を失った悲しみと遺骸を届けてくれた感謝の気持ちを綴った
返書が直実の許に届きました。

 

 

我が子と同じ年頃の敦盛を討たねばならなかったことに疑問を抱き、
武士の生業(なりわい)に無常を感じながら、

武芸をもって義朝(頼朝の父)、頼朝に仕えた直実は、
武勇のみでは評価されない新しい体制の中に、居場所がなくなり、
出家の道を選んだと考えられています。

 

うつくしい平敦盛は、

織田信長が好んで舞った「人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり」

で知られる「幸若舞(こうわかまい)」の演目

『敦盛』(あつもり)の一節でも有名です。

 

この『敦盛最期』の物語は多くの人の胸を打ち、

後世では「幸若舞」や「能」の名曲として知られています。

 

また、くろたに光明寺は、

松平容保が京都守護職の時に、会津藩の本陣を置き、

新選組を招集した場所としても有名です🌟

 

絶えず歴史の舞台となった黒谷さんで、

和文化イベント、是非おこしやす♪

 

 

🌈日時:2022年10月21日(金)13時-17時

2022年10月22日(土)10時-17時

2022年10月23日(日)10時-17時

🌈場所:浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺

https://www.kurodani.jp/

🌈会場:清和殿京都府京都市左京区黒谷町121

🌈市バス 岡崎道下車(32・100・203・204系統)

徒歩10分

🌈駐車場:乗用車 30台(黒谷駐車場 60分 400円 / 最大 800円)

※タクシーは境内までお上がりください。

🌈主催 京ごふく宮下/宮下貴行

🌈ワークショップのご予約・お問い合わせmarumiya1126@gmail.com/09047610923

 

🌼京都 西陣 帯みのり🌼

 

 

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