産地を読み解く勉強会「第1回 西陣織工房見学会」無事終了致しました🌈 vol.1「西陣織会館編」
2022.11.14
みなさま、こんにちは🌈
本日も帯みのりのblogを御覧下さり
誠にありがとうございます🌸
11月11日金曜日、
待ちに待った原 清華先生の
産地を読み解く勉強会
「第1回 西陣織工房見学会」
無事に終了致しました💫💫💫
ご参加下さりましたみなさま、
ご協力頂きました関係者の方々、
本当にありがとうございました🙇🏻♂️
心より御礼申し上げます。
学びの多い、
濃厚で、とても充実した1日でした✨✨✨
たのしかった1日を
少しずつ振り返ってみたいと思います🌼
まずは「西陣織会館」よりスタートです🧵
同日開催スタートの
西陣呼称555年を記念して行われてるイベント
西陣cross week 2022
超大目玉の空引機(そらびきばた)の再現を
見学させて頂きました。
平安の昔から、明治時代に
ジャカード機が輸入されるまで使われていた
手織機です😳😳😳
機の上部に、
空引をする人が上がって、
経糸(たていと)を引き上げ、
それに合わせて下の織手が
緯糸(よこいと)を通すことによって、
文様を織り出す構造となっています。
私は高所恐怖症なので、
毎日毎日上がる。。
恐ろし過ぎる。。。
ほんまに尊敬しかないです😭😭😭
今回展示されている空引機は、
55年前に西陣織工業組合が当時の資料等を元に
完全復元したもので、
13年振りに組み立てをされたそうです。
本当に幻の空引機です✨✨✨
加藤栄里先生が、実演風景の撮影も
して下さりました!感謝!!!
凄い!!!
日本人形バージョンは
なんともシュール🍁
2階では、
西陣織が出来上がるまでの行程を
それぞれのプロフェッショナルから、
実際に貴重なお話を伺う事が出来ました!
どんぐりなど、自然から染色した糸。
暖かみのある、
とても味わいのある色合い。
源氏香の紋様を織っておられた手機職人さま。
リズム良く、目にも止まらぬ早さで
目と手だけ動かすのではなく、
足もどんどん使い織っておられます。
このレベルに達するまで、
一体どれほどの努力をされたのだろう。。。
気が遠くなります。。。
紋彫の職人さま。
紋意匠図に基づいて、
タテ33センチ、よこ4.5センチくらいの
短冊型の紋紙にピアノ式紋彫機を使って、
経糸の上げ下げを指令する穴をあける作業をされておられます。
今日では、紋意匠図以降の工程は、
コンピューター化し、
コンピューターグラフィックスにより製紋し、
フロッピー(CDのところもあります)を使って
コンピュータージャカードに
織物情報を指示しています。
西陣織を構成する
それぞれの分業の世界は、
そのひとつひとつが、
非常に高い技術を誇っており、
色々なプロフェッショナルが
西陣という地域の中で助け合いながら生きています。
ご都合付く方は是非!!!
西陣織会館の
この貴重な記念イベント🧵🧵🧵
ぜひとも、行ってみてください。
本当に素晴らしかったです🌟🌟🌟
西陣呼称555年記念事業について | 西陣織工業組合 (nishijin.or.jp)
続きます🌈
西陣 帯みのり