平安王朝の雅な有職紋様の美に触れる 西陣織袋帯 山口美術織物 「有職鳥襷文」
2022.09.09
みなさま、こんにちは🌈
本日も帯みのりのblogをご覧下さりまして
誠にありがとうございます。
本日は、昨日ご案内させて頂きました
山口美術織物の雅な袋帯をご紹介させて頂きます✨✨✨
「有職鳥襷文」と名付けられた袋帯です。
有職文様(ゆうそくもんよう)とは、
平安時代以降の公家社会において装束や調度、
輿車(よしゃ)、
建築などに用いられた伝統的な文様のことです。
有職文様という名称は、
他の分野の文様との差別化を図るために近世になって名付けられました。
古来より大陸から伝来したものが基になっており、
優美で格調高く、
日本の文様の基調となっています💫💫💫
「鳥襷文」(とりだすきもん)とは、
尾長鳥2羽ずつ斜めに襷をかけた形に配置した柄のことです。
中に花菱や小葵を入れることもあります。
平安貴族の衣装である指貫の柄に用いられました。
現代でも袋帯などの文様に使用されています✨
平安王朝から続く高貴な文様を
西陣の職人の技「唐織」で織り出しています。
唐織は、京都西陣を代表する伝統的な絹織物で、
江戸時代の極めて装飾性の高い
美術織物がその源流です。
装飾を目的としては
舞楽の装飾禁中御用の特別な包裂、
神社の戸帳、神輿の装飾などに用いられ、
美術織物としては
名画や名筆を手本として作られた織物です👘
原画のもつ筆致や雰囲気を織物の世界に変換再現することは至難ともいえる 創作を、
可能にした京都西陣の織匠たちの飽くなき努力の賜です✨✨✨
軽くてしっかりした錦地に、
ボリューム豊かな風合、
多くの色合いを重ね持つ浮織で織られた絹織物が
本物の「唐織」と言われています💫
清潔感のあるホワイトの帯地に、
濃度の違う金糸で雅な鳥襷文を描いています。
控え目に光る金糸の尾長鳥がとても洗練されていて、格調高い雰囲気を作り出しています。
極細の生糸を用いて、
極薄の生地に織り上げているため、
ふんわりと大変軽く仕上がっている為、
持った瞬間「え???」と驚きます😳
ふわっと柔らかいのに、生地の絹本来の持つ、滑り心地もしかっり残しているため
帯結びがしやすく、薄手の生地ですので単衣の時季まで結んでいただけます🌟
高貴で格調高いこちらの帯は、
各種フォーマルシーンを最高に演出してくれる逸品です。
そして最後になりましたが、
こちらの「有職鳥襷文」袋帯。
帯みのりHPアクセス検索、
ベスト3位獲得の商品です。
みなさま、
とっても品の良い西陣帯をお探しなのですね✨
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本物だけが持つ「究極の美」をぜひ!!!