京都西陣 帯の卸問屋

株式会社 長谷川

カートを見る

インスタグラム

blog

「中秋の名月コーデ」いまむかし🌕🌾-vol.2-

2023.10.11

 

 

みなさま、こんにちは。

 

本日も帯みのりblogをご覧下さり

誠にありがとうございます。

 

 

 

朝晩の冷え込みが一気に加速して

「キモノ日和」な日々が続いています。

 

 

秋は夕暮れと清少納言も言うように

夕暮れ時の空が特にうつくしいので

毎日どんな空が見れるのか

とても楽しみです。

(天使のはしごが現れる確立もめちゃ高いんです)

 

 

帯みのりでは、

「中秋の名月コーデ 第2弾」

をコーディネートさせて頂きました。

 

 

 

 

 

*着物  単衣 市松小紋

*帯   帯みのり なごや帯

*帯揚げ 衿秀

*帯締め 五嶋紐

*草履  帯みのり

5周年大感謝祭,帯みのりオリジナル草履 | 京都西陣 帯の卸し問屋 帯みのり (obiminori.com)

 

 

 

上品で華やかな色合いのグレージュの小紋に

クールなブラックの地色にドクロと秋草の刺繍。

 

 

秋コーデにはもちろん

これからのハロウィンにピッタリ!!!

 

 

 

 

 

繊細な 刺繍のドクロ。

 

 

一見、怖いイメージですが

仏教では「人生の無常」を連想させる

魔除けやお守りとしての意味があるそうです。

 

 

 

帯揚げは

帯に使われているブルーから取って、淡い水色を。

 

 

帯締めは

ブルー系でまとめて

濃いネイビーでキリッとしたコーデにしてみました。

 

 

 

初秋にふさわしい

シックなモノトーンコーデの出来上がり!

 

 

これからの

ハロウィンイベントにもピッタリです。

 

 

 

 

 

 

鈴木春信 画『風俗四季哥仙 仲秋』,[高見澤木版社],[19–].

国立国会図書館デジタルコレクション

 https://dl.ndl.go.jp/pid/9369425 (参照 2023-10-02)

 

 

 

さてさて、中秋の名月「江戸編」

 

 

こちらは

江戸時代中期「鈴木晴信」の浮世絵。

細身で可憐な美人画で人気だった浮世絵師です。

 

 

上の浮世絵に登場する

リラックスした女性2人。

 

湯上りに寄ったお茶屋さんでしょうか?

まだ暑いのか、うちわで扇いでいます。

蚊もいるのか、お香を焚いていますね。

 

 

うつくしい黒髪を

後ろにボリュームを持たせた

粋な島田髷で結ったヘアスタイルに、

秋のもみじを先取りした着物をゆるりと着た姿が何とも色っぽい。

 

 

 

奥の女性は、モノトーンの縦縞の着物に黒の帯。

紅い長襦袢がチラッと見えるのがセクシーです。

 

 

月を愛でながら

お互いの想い人の話でもしているのでしょうか?

 

寝巻で月を愛でる状態なのか、、

帯も兵児帯のようなものをくしゅっと結んで

全体的にやわらかく、ゆるっとした着方。

まるで着物ガウンのよう。

 

地面に着物が付いてしまってるところを見ると

日常で着物を着ていた時代は、

もっと楽に着ていたんだろうな、、、と思いました。

 

 

end.

 

 

🔹帯みのり公式LINE

お友だち追加で帯みのりで使える

クーポンプレゼント🎁

5周年感謝祭の先行販売(LINE会員のみの特典有り)

帯の豆知識・コラムなど。

ぜひお友だち登録よろしくお願いします。

 

 

【京都 西陣 帯みのり】公式 | LINE 公式アカウント

 

🔹帯のお探しコンシェルジュ

帯のプロがあなたのお探しの帯を見つけます

 

obiminori-blog.com/帯のお探しサービス/

 

🔹自宅で帯確認サービス

ご自宅で帯みのりの商品をご覧に頂けます
送料・返品の際もお客様の負担はございません

 

obiminori-blog.com/帯みのりについて/

 

 

🔹ショールームへのご案内

事前にご予約頂き京都・東京のショールームにてご覧頂けます

 

obiminori-blog.com/showroom/

 

🔹最大70%OFF

帯みのりHP会員登録で最大70%OFF

 

新規会員登録 (obiminori.com)

 

🔹小物コーデのご提案

あなたにぴったりのコーデをご提案させて頂きます。

 

 

ぜひ、一緒に

キモノライフ楽しみましょう。

 

 

 

京都 西陣 帯みのり

 

 

 

 

「小千谷ちぢみ」染織部門で日本初の快挙 ユネスコ無形文化遺産への登録 

2023.07.28

 

みなさま、こんにちは。

本日も帯みのりblogをご覧下さりまして

誠にありがとうございます。

 

今月の七夕から始まりました

「夏着物デビューセット」

御覧になられましたか???

 

 

 

夏のキャンペーン | 京都西陣 帯の卸し問屋 帯みのり (obiminori.com)

 

 

 

 

本日は夏のキャンペーンで大注目の

「小千谷ちぢみ」について少し調べてみました。

 

 

 

小千谷縮とは?

小千谷縮(おぢやちぢみ)は、新潟県小千谷市周辺で作られている麻織物です。

千数百年前から作られていたという越後上布を改良してできた伝統工芸品で、

苧麻(ちょま)と言う麻の繊維で作られる織物です。

 

麻織物は、乾燥に耐性がないため、作る過程で適当な湿気が欠かせません。

 

 

新潟県の小千谷という地域は雪が多く、

湿った空気が保たれていることで麻にとって最適な環境であり、

その豪雪地帯の気候を生かし小千谷縮は発展をしてきました。

 

小千谷縮の特徴は、シボと呼ばれるしわです。

 

 

撚り(より)の強い糸を使うことで、

撚りがほどけたときにシボが生まれます。

もともと麻は水分を発散し、

乾燥しやすい素材なのでべたつきにくい着物ができます。

 

 

シボの要素が加わることによって、

さらっとした夏に最適な着物を作り出すことが可能です。

 

 

高温多湿という日本の気候にも合っていたことで、

日本人に愛される着物となりました。

 

日本の衣服には絹や藤布、麻布などがあり、

越後上布は新潟県周辺で古くから庶民に利用されていました。

 

越後上布の歴史は古く、奈良正倉院にも記述があるほどです。

 

将軍や朝廷への献上品に利用されるように、

当時より高級品として扱われていました。

 

 

小千谷縮が生まれたのは、1670年頃(寛文年中)です。

 

 

明石藩士であった「堀次郎将俊」という人物が、

明石縮を参考にして越後上布から生み出しました。

 

その後、魚沼地方全域に広がり、江戸時代に最盛期を迎え、

年間で20万反を生産するという産業にまで発展しました。

 

明治時代以降は近代技術が発展したため、

手仕事で生産する職人が減少し、

工業化の波に飲まれていきます。。。

 

 

現在、この技術を守る活動があり、

伝統を受け継ぎながら、さらに上質の麻織物が作られています。

 

 

江戸時代初期に改良され、緯(よこ)糸に強い撚(よ)りをかけ織り上げた後に、

湯もみを行い独特のシボ(しわ)を出すことで小千谷縮が誕生しました。

 

 

独特のシボによって肌にベタつかずさわやかな着心地で、

とっても生地自体がやわらかく、

優れた通気性と吸湿性を持った清涼感あふれる夏物着尺地です。

 

 

 

 

美しい越後の小千谷ちぢみと、

帯(名古屋帯、半巾帯)のセット、

なんと、今回、

着物と帯のお仕立て代金が込みで

¥98.000(税込)となっております。

 

 

 

夏のキャンペーン | 京都西陣 帯の卸し問屋 帯みのり (obiminori.com)

 

 

 

 

 

またとない破格のお値段設定になっておりますので、

夏着物どうしようか、、、と悩んでおられる方、

ぜひぜひご覧くださいませ。

 

 

 

HP掲載商品は、帯みのりの店舗(東京・京都)で

実際に試着してご覧になれます。

 

 

ショールームのご予約は↓

 

ショールーム | 京都西陣 帯の卸問屋 帯みのりのBlog (obiminori-blog.com)

 

 

また、遠方の方は、

自宅で確認できる「自宅で確認サービス」もございます。(送料無料)

 

 

 

自宅で帯確認サービス | 京都西陣 帯の卸問屋 帯みのりのBlog (obiminori-blog.com)

 

 

 

 

お問合せ、是非お待ち致しております。

 

 

 

 

 

 

京都 西陣 帯みのり

コーデ彷徨い中の方 必見!!!期間限定 帯締め・帯留セット

2023.07.27

みなさま
こんにちは🍧

帯みのりスタッフの荒川です。

連日、体温を上回る
暑さが続いています。

 

 

室内でも、
こまめな水分補給を取ったり、
エアコンや扇風機、保冷剤を使ったり、
適切な熱中症対策で
厳しい暑さを乗り越えましょう。

期間限定SALEで
売切れ続出中の

 

「帯締め・帯留セット」

 

在庫残りわずかとなってきました。

 

 

 

 

 

 

https://obiminori.com/shopbrand/ct53

 

 

涼しげなアイテムから、年中使えそうな万能デザインもの、

はんなり、ひんやり、エレガント、クール、個性的、ロマンティック

などなど、様々なジャンルの帯留取り揃えております。

 

 

 

 

 

ぜひ御覧ください💫

 

 

 

 

 

 

🌸京都 西陣 帯みのり🌸

帯みのり 夏の大感謝祭 数量限定キャンペーン 始まります! 

2023.06.29

みなさま、こんにちは。

本日も帯みのりのblogをご覧下さりまして

誠にありがとうございます。

 

すでに蒸し暑い日々が続いていますが、

今年こそ、夏きものデビューしませんか?

 

 

7月7日(金)

七夕の日 午前10時より

帯みのり 夏の大感謝祭

数量限定 夏着物 夏小物 

キャンペーン 始まります!

 

 

ユネスコの無形文化遺産にも登録された

小千谷縮(おぢやちぢみ)と

選べる西陣帯(なごや帯かくみおり半幅帯)のセット

 

 

 

 

西陣織 夏用なごや帯か西陣織

くみおり両面半幅帯のどちらかの帯を選べます♬

 

 

 

 

「夏きものセット」(お仕立て代込)数量限定、

それぞれ一点物でご用意させて頂きます。

 

 

 

また、夏用の帯締め、帯揚げオールシーズン使える

真田紐と帯留のセットなど、

欲しかったアレもコレも揃います!

 

 

 

 

 

ぜひお楽しみに***

 

 

 

 

 

 

きものを学ぼう 「ゆかたの歴史」

2023.06.29

みなさま、こんにちは。

本日も帯みのりblogをご覧下さり

誠にありがとうございます。

 

本日のテーマは「ゆかた」

 

爽やかな緑風吹きぬける初夏から、

どこか切なげで哀愁香る晩夏まで…

夏の風物詩の中でも

「ゆかた」はその代表格です。

 

現代では、

すっかり日本の夏の定番になっている

「ゆかた」ですが、

平安時代は

外に着るものではなく、

風呂場で着るものだったそうです。

 

衝撃!

 

 

 

 

ゆかたの起源は、

平安時代に始まります。

 

 

貴族が風呂に入る際に着用した

湯帷子(ゆかたびら)が

その原型とされています。

 

この当時のお風呂は、

専用の衣服を着て入る蒸し風呂で、

上の絵のように

大変人手のかかる大掛かりなものでした。

 

現代で例えると、

「サウナ」ですね。

 

熱い蒸気から身体を守るため、

風呂場の中で着るため、

薄い着物ということで、

湯帷子は麻織物でできていました。

 

ちなみに、風呂に敷いたこの敷物が

「風呂敷」という言葉の原型なんだとか!

 

風呂殿の中で体を温めて、

外に出てから浮いた

垢などをふいたりこすったりして、

その後お湯で流したそうです。

 

 

 

お湯で身体の汚れを落とすため、

貴族の中では

お風呂に入る、という現代の感覚ではなく、

「穢れを落とす」「禊 みそぎ」

としての役割があったようです。

 

 

なので、お風呂に入る日も

陰陽師に占ってもらって

入浴日を決めていたそうです。

ひょえー!

 

 

夏場の暑い時期に毎日お風呂に入らないと、

臭いが酷かったそうで、、、

宮廷でお香の文化が花開いたのも、

そういった背景があったからなんだとか。

 

 

 

安土桃山時代頃に

裸で湯に浸かる入浴習慣が生まれると、

湯上がりに肌の水分を吸い取らせるために着られるものとなりました。

 

江戸時代には、

ゆかたは

広く庶民に愛好されるものとなったようです。

 

上の浮世絵を見てみると、

入口から入って来る女性が、

浴衣を小脇に抱えているのが見えますね。

手のところに、手ぬぐいのようなものも見えます。

 

手前の湯上りの

女性の青の縦筋に亀の柄。凄くかっこいい。

 

 

 

江戸時代に日本で木綿が普及すると、麻織物に代わって、

より吸水性の高い綿織物の着物が用いられるようになり、

現代の浴衣へとつながります。

 

 

 

 

本来、浴衣は湯上りに身につける部屋着で、

また、昭和の洋装の一般化以降は寝巻きとしての用途が主でした。

 

 

このため、昼間から浴衣を着て外出するのは憚られました。

そうした認識は現在では薄れています。

 

 

 

コロナ禍も落ち着いて、

今年はお祭りや花火大会など、

多くの夏のイベントが開催されることと思います。

 

 

 

ぜひ、ゆかたを着て

今年の夏の風情を楽しんで頂きたいと思います。

 

 

 

帯みのりでは、

7/8(土)に

ゆかたの着付けレッスン会を開催予定です。

 

祇園祭前の最終おさらいとして、

また、初心者の方も大歓迎です。

 

 

当日、ゆかたやお値打ち価格の半巾帯、

夏着物や夏小物もご用意しております。

ぜひ、お気軽にお申込みください。

(夏物見学会のご予約は7/5水曜日まで)

 

25 | 5月 | 2023 | 京都西陣 帯の卸問屋 帯みのりのBlog (obiminori-blog.com)

 

 

お申し込みは、帯みのりInstagram DMにて。

 

 

 

京都 西陣 帯みのり

 

 

帯みのり 浴衣レッスンのご案内 (ブランド浴衣詳細あり)

2023.05.25

 

浴衣レッスンのご案内

 

みなさま、こんにちは。

本日も西陣帯みのりのblogをご覧くださり

誠にありがとうございます。

 

今年の夏は、

いろんなイベントが復活する予定です。

楽しみですね。

 

 

夏祭り、花火大会前に

浴衣のレッスンは、いかがですが?

 

初めての方もおさらいしたい方も

いつもうまくいかない…な方も

ぜひ、お気軽にお申込み下さい。

 

・とき  2023年7月8日(土)

 

・ところ 京都 西陣 帯みのり 

(京都市上京区元誓願寺通智光院西入元中之町515)

 

・じかん 10:00〜11:30(90分)

 

・受講料 

浴衣レッスン  ¥2,500

ブランド浴衣付レッスン  ¥11,400

 

・締切り 2023年6月23日(金)

 

・持ち物

 

①浴衣

②半幅帯

③肌着(キャミソール+ステテコなどでも)

④腰紐3本

⑤薄めのフェイスタオル3枚(補正用)

⑥三重紐★(帯結びAで使い方ます)

⑦帯締め★(帯結びCで使います)

⑧スカーフ★(帯結びDで使います)

⑨コーリンベルト★

⑩伊達締め★

⑪下駄・バッグ★(レッスン後ランチ会希望の方)

 

★…必要な方、お持ちの方はご持参下さい。

 

 

 

・帯結び

A. リボンパタパタ結び

B. リボン返し

C. 矢の字

D. ダブルリボン+スカーフ

(他装も可)

 

お好きな帯結びを

A〜Dよりお選びいただきレッスンいたします。

 

 

 

・ブランド浴衣付きレッスンについて(写真3枚目〜写真7枚目)

20種類のブランド浴衣から

お好きな浴衣をご購入いただき

レッスンしていただきます。

(帯、小物はついておりません)

 

浴衣は先着順にて

お選びいただきます。

 

 

▶︎お申込 InstagramDM、公式LINEにて

①お名前

②ご住所

③電話番号(当日ご連絡用)

④浴衣はご自身で着た事がありますか?

⑤SNSお顔出し可否

⑥浴衣レッスン or 浴衣付きレッスン

⑦浴衣付きレッスンの方へ ご希望浴衣番号

⑧ランチ会参加・不参加

 

レッスン後お時間ある方は

会場隣のカフェマーブルで

ご一緒にランチはいかがですか♡

 

 

 

 

 

(カフェ マーブル 2022年帯みのり撮影)

 

 

サンドイッチランチ

(カフェ マーブル 2022年帯みのり撮影)

 

 

 

 

デザートのバナナタルト。

バニラアイスとピスタチオクリーム添え

(カフェ マーブル 2022年帯みのり撮影)

 

 

 

ランチの際、

貴重品以外は、

レッスン会場にてお預かりも可能です。

 

ご希望の方は

下駄・バッグ等お持ちください。

 

ご希望の方は夏着物、

夏小物等ご自由にご覧いただけます。

 

 

初心者の方、

お友達同士おひとり様も大歓迎です!!!

 

 

みんなで楽しくレッスンしましょう!!!

 

たくさんのお申込み

心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

西陣 帯みのり

キモノでお出かけイベント -西陣 ベジサラ舎deランチ- 満員御礼のおしらせ

2023.05.16

みなさま
おはようございます。
帯みのりスタッフの荒川です。

 

 

昨日ご案内させて頂きました

 

キモノでお出かけイベント
-西陣 ベジサラ舎deランチ-

 

大変ありがたいことに、
満員御礼となりました。

 

お申込み下さりましたお客様、
心よりお礼申し上げます。

 

また、キャンセルが出ましたら、
Instagramにてご案内させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

次回イベントは、
7月8日(土)ゆかたレッスンを
開催予定です。

祇園祭前に
みんなで楽しく練習しましょう。

 

 

 

 

 

 

🌸京都 西陣 帯みのり🌸

きものを学ぼう「西陣織の代表的な織物」 紹巴織(しょうはおり)

2023.05.01

みなさま、こんにちは。

 

本日も帯みのりblogをご覧下さりまして、

誠にありがとうございます。

 

本日の帯みのりblogのテーマは、

紹巴織

(しょうはおり)」

 

きもの好きの方に

愛され続ける「紹巴織」

 

 

 

紹巴織りとは、

強く撚りをかけた糸を

経糸と緯糸に用いた薄地の織物です。

 

 

紹巴織の生地は薄手で柔らかく、

たいへん手触りの良い織物です。

 

しなやかで軽く、

締めやすい帯地であることから、

着物好きな方に根強い人気があります。

 

 

 

二重の経糸で、

緯糸を包むように織り上げるため、

滑らかで平面的な地風です。

 

経、緯ともに強撚糸を用いて、

細かい横の杉綾文や

山形文状の地紋を出しています。

 

名称の由来は定かではありませんが、

一説に、千利休の弟子であり

連歌師であった里村紹巴が

織物を愛し、好んで収集した品々をそう呼んだと言われています。

 

とても丈夫なので、

かつては羽織裏として用いられていたこともあります。

 

主に緯糸で模様を表しているそうですが、

染め? と思う程の

細やかで繊細な美しい柄 を表現している逸品も多くあります。

 

帯みのりHPより写真引用 橋本テル織物 西陣織 正絹袋帯 紹巴織 濃いグレー

https://obiminori.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000945&search=%B6%B6%CB%DC%A5%C6%A5%EB&sort=

 

 

 

紹巴織の語源となった

 

里村 紹巴

(さとむら じょうは 

1525年- 1602年)

 

 

 

安土桃山 戦国時代の連歌師です。

 

里村姓は後世の呼称であり、

本姓は松井氏ともいわれています。

奈良の生れ。

 

連歌を周桂(しゅうけい)に学び、

周桂の死後、

里村昌休(しょうきゅう)につき、

のち里村家を継ぎました。

その後、公家の三条西公条をはじめ、

織田信長・明智光秀・豊臣秀吉・

三好長慶・細川幽斎・島津義久・最上義光など

多数の戦国を代表する武将と交流を持ち、

天正10年(1582年)、本能寺の変直前に

明智光秀が行った

「愛宕百韻(あたごひゃくいん)」に

参加したことはかなり有名です。

 

本能寺の変後には

豊臣秀吉に光秀との関係を疑われるも

何とか難を逃れました。

40歳のとき、

宗養の死で連歌界の第一人者となりますが、

文禄4年(1595年)の豊臣秀次事件に連座して

近江国園城寺(三井寺)の前に蟄居させられます。

 

 

 

 

紹巴は、本能寺の変直前の連歌会(愛宕百韻)や

豊臣秀次の高野山での事件の場面など、

戦国時代のかなり重要な局面になぜか居合わせていますが、ことごとく生き延びて、最後は徳川宗家に仕え、幕府連歌師として連歌界を指導します。

 

 

帯みのりでは、

紹巴織の西陣帯

たくさん御取り扱いさせて頂いております。

 

 

里村紹巴ゆかりの西陣紹巴織、

是非一度ご覧下さいませ。

 

 

 

帯みのりHP掲載商品 正絹袋帯 株式会社橋本テル織物  紹巴織

https://obiminori.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000943&search=%BE%D2%C7%C3%BF%A5&sort=

 

 

 

帯みのりHP掲載商品 正絹袋帯 株式会社橋本テル織物  紹巴織

正絹袋帯 株式会社橋本テル織物  紹巴織 | 袋帯 | 京都西陣 帯の卸し問屋 帯みのり (obiminori.com)

 

 

 

帯みのりHP掲載商品 西陣織 正絹半巾帯 有限会社 山田織物 カラフル織文類纂

https://obiminori.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000840&search=%BE%D2%C7%C3&sort=

 

 

 

 

 

 

 

 

京都 西陣 帯みのり

夏帯特集スタートしました🍧

2023.04.24

 

 

 

 

みなさま、こんにちは。

いつも帯みのりのblogをご覧下さりまして

誠にありがとうございます。

 

 

 

 

袷の着物が

少し暑く感じられる季節になってきました。

今年の夏も猛暑の予報がでていますね。

 

きものファンのみなさま、

夏のご準備はお済ですか?

 

 

以前から、

たいへんお問い合わせの多かった

帯みのりの「夏帯特集」

いよいよ始まりました。

 

 

 

今年の夏は、久々に大きなお祭りや

花火大会が一斉に復活する予感。

本当に長かったですね。

 

ぜひ、今年は、

「夏着物デビュー」してみませんか?

 

 

夏の着物に合わせる夏帯、

袋帯から九寸名古屋帯など、

いろいろ取り揃えております。

 

ぜひ御覧ください。

 

 

夏袋帯 株式会社 沢本織物 ブラック花菱  | 夏帯(袋帯、夏九寸、夏八寸) | 京都西陣 帯の卸し問屋 帯みのり (obiminori.com)

 

 

夏袋帯 佐々木染織株式会社 レモンイエロー横段花丸紋  | 夏帯(袋帯、夏九寸、夏八寸) | 京都西陣 帯の卸し問屋 帯みのり (obiminori.com)

 

 

夏帯(袋帯、夏九寸、夏八寸) | 京都西陣 帯の卸し問屋 帯みのり (obiminori.com)

 

 

帯みのりのHPは、

無料会員登録で、

最大70%オフの特別価格にて

お買い物が可能です。

まだ未登録の方は

是非一度ご登録くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都 西陣 帯みのり

よみがえる高貴な色 帝王紫×袋帯

2023.04.17

よみがえる高貴な色 帝王紫×袋帯

上品なライトグレーの地色に
グレーのグラデーションの幾何学文様。

 

レコードが並んだようなデザインを

ぐるっと囲むパープルは、かの有名な帝王紫です。

 

英語名はロイヤルパープル 。

 

 

名前はこの色がもともとアッキガイ科の

巻貝の鰓下腺から得られたプルプラという分泌液を化学反応させて染色に用いたことに由来し、
分泌液を取り出して日光に当てると、

黄色から紫に変色し、古代紫とも呼ばれています。

 

 

 

帝王や貴族の式服にしか使用を許されず、

「最も高貴な色」

と言われてきました。

 

権威の証でもあったことから

「帝王紫」や「クレオパトラの紫」

と重宝されていましたが、東ローマ帝国の滅亡とともに途絶え、幻の色と なりました。

 

高貴な帝王紫をさりげなくあしらった
モダンに洗練された雰囲気のある袋帯です。

 

レコードが並んだようなデザインは
音楽好きな方にもおすすめ。

 

すっきりした西陣織の帯に
爽やかなレモンイエローの帯揚げが効いています。

 

 

お洒落な、

センスの光る後ろ姿を是非。

 

 

 

#袋帯 #帝王紫
#大人着物
#着物生活
#着物コーデ
#おしゃれ着物
#着物のある生活
#kimono #ootd
#japanesetextiles

 

 

 

帯確認サービス
帯確認サービス
梱包について
仕立てについて
ショールーム
全国送料一律500円
よくある質問

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

075-432-5111

営業時間:10:00 ~ 16:00
定休日:土日祝

LINEでのお問い合わせ

下記からボタンから友達追加していただき、ご質問ください。

会員限定

セール

ご利用案内