京都西陣 帯の卸問屋

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京都 西陣 水無月3選

2023.06.30


京都 西陣 水無月3選


 

毎年6月末に、半年の穢れを落とすために、

夏越の大祓として、茅の輪をくぐったり、

美味しい水無月を探して食べて

大忙しの京都人。

 

 

 

 

 

 

帯みのりも、

今年は京都をより楽しむため、

「西陣」で茅の輪くぐりをして、

「西陣」の和菓子屋さんで

水無月を食べくらべしてみました。

 

 

 

お店によっては、

1年の間の、

この時期しか水無月を作らないお店もあって、

貴重な「幻のお味」も!

 

 

 

 

俵屋吉富 (たわらや よしとみ)

お茶の大家のお膝元、京都小川店にて購入。

ういろう生地はもっちりずっしり。

小豆が瑞々しくて、ほんのり塩が効いていて

とても爽やか。

後味がさっぱりしていて心地良い。

素材の良さが光る、品の良い逸品です。

 

 

 

個人的に、この小川店。

ロケーションが最高過ぎて、、、

わたしの妙なスイッチ入ってしまい大変でした。

茶の湯の大家(表、裏、武者〇路など)の大豪邸のお膝元に立地していて、

「西陣」の語源になった応仁の乱の激戦地「百々橋」(どどばし)が隣。

目と鼻の先に「宝鏡寺」、

戦国時代のレオナルドダヴィンチとも言われる

本阿弥光悦ゆかりの「本法寺」もすぐそこ。

 

歴史好きな方、

ホッと一息できるカフェ(すんごい美味しそうなあんみつ発見!)も

俵屋𠮷富さんのお店の敷地内で堪能できますから、安心してください^^

 

お店のHP↓

俵屋吉富|京都の和菓子|京菓子「俵屋吉富」 (kyogashi.co.jp)

 

 

 

 

 

塩芳軒 (しおよしけん)

西陣の聚楽第の一角に店を構える京の老舗。

 

和菓子切りがスッと入るなめらかなういろう餅。

甘さ控えめでとっても上品なお味。

食べてすぐ、あ!美味しい!と声が出てしまう

美味しさ。さすがです!

 

 

 

 

個人的に、こちらの「塩芳軒」、

 

 

風格のある歴史的建造物で、

京の町屋建築の美の最高峰と言っていいくらい、

外も中も、どこから見ても美しいお店。

 

 

ザ・京都!

な品格と趣のある外観。ほんま絵になります。。。

 

 

お店のHP↓

京都・西陣の御菓子司「塩芳軒」 (kyogashi.com)

 

 

 

 

 

鳴海餅本店 (なるみもち)

京都御所から徒歩5分。

西陣 聚楽第の右下に位置する

喫茶も楽しめる本店で購入。

 

やわらかい、弾力のあるういろう餅。

とってもモチモチしていて、全体的に甘さ控えめ。

元気な時も、疲れた時もとても食べやすい

優しい甘さが身体にスッと溶け込んできます。

 

京都でお赤飯、といえば「鳴海餅」。

ここ本店は、毎月季節の和菓子がずらーーーっと並んでいて、

いつも沢山のお客様で賑わっています。

名物の「お赤飯」の他にも、
山菜を混ぜ込んだ「山菜おこわ」や、
白むしに桜花の塩漬けを和えた「桜おこわ」など、
季節に応じたの「おこわ」もご用意されていて、いつ来ても飽きません。

 

お店のHP↓

明治八年創業 鳴海餅本店-公式サイト (narumi-mochi.jp)

 

 

 

 

 

 

同じ水無月でも、ここまで違うか???というくらい違います。

3社3様の味わいがあって、面白い。

 

あなたは、どの「水無月」にしますか???

ぜひ、食べくらべしてみてください!

 

 

 

京都 西陣 帯みのり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氷への憧れ 水無月の起源

2023.06.30

みなさま、こんにちは。

 

 

本日も帯みのりをご覧下さり

誠にありがとうございます。

 

 

 

 

本日は年に一度の夏越の大祓の日。

 

 

 

京都はあいにくの雨予報ですが、

ゆったりとした気持ちで過ごしたいですね。

 

 

 

 

 

 

 


氷への憧れ


京都では、
一年の折り返し地点に当たる
本日6/30に、半年間の汚れを祓い、
残り半年の無病息災を祈願します。
各神社で本日は
夏越の大祓の神事が
執り行われます。
その夏越祓の日に、
無病息災を願い、京都で食べられているのが
「水無月」(みなづき)と言う和菓子です。
平安時代、
京都の宮中では、
旧暦の6月1日に

「氷室の節会」(ひむろのせちえ)

と呼ばれる行事が行われていました。
京都の氷室で冬に作っておいた天然の氷を
夏まで保管し、そこから取り寄せた氷を口にして
夏を健康に過ごせるようにお祈りするものです。
しかし、
庶民にとって夏の氷は大変貴重で、
そう簡単に手に入るものではありませんでした。
そこで、氷の形を形どった
三角形のういろう餅の上に
邪気を祓うという小豆を乗せた
「水無月」が作られました。
そして、毎年6月末日は、
「水無月」
が食べられるようになったそうです。
また四角を半分に切る、
ということが
一年を半分に切る、
ということを示すそうです。
「水無月」は、
庶民の氷への憧れから生まれた
お菓子なのです。
私は元々大阪出身で、
京都に住んで20年ですが、
毎年この時期になると、
スーパーや百貨店で
棚から転げ落ちる程に積み上げられた
「水無月」を、なんでこんなに売れるんやろ、、、
と、ほんまに他人事でした。
水無月を、
真剣に選んでおられる京都の人々を
ぼんやりと不思議に眺めていたものでした。
京都の人が何故
水無月をあんなに真剣に選ぶのか。。
ずっと不思議やな〜と思ってた謎が
やっと分かって、一気に心が軽くなりました。
 (これが夏越祓?)
(2023年 北野天満宮
model 長谷川由美子 photo 荒川友子)
夏越の大祓。
皆様も、
半年間を振り返る
良い機会にしてみては如何でしょうか。
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