「唐花」は「永遠の生命」、「無限の成長」の象徴として唐風の花や牡丹、
蓮花などのイメージされた空想の花でエジプトで生まれユーラシア大陸を経て
8世期に日本に伝わり正倉院宝物や紋様にも多用されています。
唐花に込められた「永遠」の意味を鳳凰になぞらえて図案化しました。
紬のきものはおしゃれ着として優しく落ち着きのある風合とその素朴さが人気です。
きものを着る人なら一枚はもっておきたい紬。
西陣織ではお召着尺が有名ですが紬にもお召にも合わせられる帯をつくりたい!
そんな想いで織り上げました本作は玉繭をヨコ糸に使っています。
お蚕さんが2頭以上で繭を作った繭玉(まゆだま)の事を玉繭(たままゆ)と言います。
2頭以上が糸を吐いて作る為、繭玉の形もいびつで綺麗な生糸を引く事が出来ません。
しかしそれゆえ所々に節のある味のある玉糸が作る事ができます。
紬糸にみられるような節は絹紡糸(けんぼうし)や
手紡ぎ糸のように生糸には向かない残糸や短い繊維を繋ぎあわせた節目となりますが
玉繭の風合いは自然にできた節による風合いといえます。
また精錬による練り(生糸のタンパク質をお湯で落とす)は
行わずハリのある糸を保っているため紬のようなフワリとした感じではなく
シャリっとしたハリとコシが特徴です。
今となっては玉繭は本当に稀少で全繭玉の約2%程度しか出来ません。
雄雌が1対で玉繭(たままゆ)をつくる事が多く、縁結びのご利益があるとも言われています。
単衣から袷までシンプルな素朴感が過美になりすぎない
都会的な着こなしのお手伝いをしてくれます。おしゃれ着全般に結んでいただけます。
「唐花」は「永遠の生命」、「無限の成長」の象徴として唐風の花や牡丹、
蓮花などのイメージされた空想の花でエジプトで生まれユーラシア大陸を経て
8世期に日本に伝わり正倉院宝物や紋様にも多用されています。
唐花に込められた「永遠」の意味を鳳凰になぞらえて図案化しました。
素材 | 綿95% 和紙5% |
生産 | 日本製 |
着用時期の目安 | 袷(10~5月)と 単衣用 ※地域や気候により異なります。 |
お仕立て時のサイズ | 全長約444cm 幅約31cm |
柄付け | 六通 |
証紙番号 | 979 |
帯の用途に合わせて、仕立て方をお選びいただくことができます
京都・東京のショールームで実際に帯をご覧いただけます。
丁寧に梱包してお届けいたします。