日本において「水」は古くから
清浄や穢れを祓うものとされ崇められ、
伝統文様にも、水をモチーフにしたものが多く見受けられます。
水の文様は、季節を問わず、年中着用できますが、観世水紋様も
涼やかさを演出するモチーフとしてお着物、帯の意匠に数多く登場します。
従来の西陣のビロードとの確実な差はビロードと
隙間からのぞくヨコ糸の色が視覚上混ざり発色がよく鮮やかに見えることです。
そのあたりも考慮してビロード糸に使うタテ糸も選んでいます。
無地感覚でお洒落にコーディネイトを楽しめるのも魅力的な帯です。