シンプルを追求し、モダンな配色に織り上げ、シャリ感があり、ふんわりと軽く、薄い風合いになっています。
柿渋染は、平安時代にさかのぼり、「太陽の染め」と言われ「防水」「防虫」「防腐」などの作用がある染織技法です。
ぜんまい紬糸は、雪解けシーズンに収穫したぜんまい綿と真綿を共に手紬し、
出来たぜんまい糸を自然のままの色合いで織り上げました。
上品で落ち着いた、深い緑に淡い黄緑のグリーン系の配色で構成され、
ぜんまい紬の素朴な色合いがとてもセンス良く溶け込んで、たいへん上品に仕上がっています。